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介護現場におけるIOTとは?導入を進めるメリットと課題を解説!

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/09/30

IoTとは、Internet of Thingsの頭文字の略称で、モノのインターネットと翻訳されています。インターネットとは関連のなかったジャンルのさまざまなモノをインターネットとつなぐことで、収集したデータを活用し便利な生活を実現します。近年介護現場においてもIoT導入環境が整いつつあります。今回は、介護現場のIoT導入を進めるメリットと課題を解説します。

IoTとは、Internet of Thingsの頭文字の略称で、モノのインターネットと翻訳されています。インターネットとは関連のなかったジャンルのさまざまなモノをインターネットとつなぐことで、収集したデータを活用し便利な生活を実現します。近年介護現場においてもIoT導入環境が整いつつあります。今回は、介護現場のIoT導入を進めるメリットと課題を解説します。

介護現場におけるIoT

一般家庭の中にも浸透してきているIoT機器。介護業界でも活用が広がっています。その背景には、超高齢化社会にともなう介護人材の不足があげられます。

内閣府による令和4年版高齢社会白書によりますと、65歳以上人口が総人口に占める割合(高齢化率)は28.9%となり、総人口が減少する中で、現在全人口の4人に1人は65歳以上となっています。

早急に必要な介護人材の確保と介護ケアの質の向上が求められます。政府は介護人材と介護ケアの質の両面を確保するために、労働環境・処遇改善、参入促進、資質の向上等の施策を打ち出しています。

なかでも、IoT機器や介護ロボット活用の促進は、介護職員の労働環境や処遇改善に向けて打ち出された施策で、導入により生産性向上による職員の定着促進や負担軽減といった効果を目指しています。

そして何よりもIoT活用により、高齢者の健康状態や安全の確認に活用できるため、介護ケアの質の向上が望まれます。

実際に介護現場で導入されているIoT機器

介護現場で導入されているIoT機器の種類はさまざまで、年々新しい機能を装備して発売されています。以下導入されることの多い代表的なIoT機器についてご紹介します。

見守りサポートシステム

見守り型のIoTの機器には、ベッドに敷いて使用するセンサーマットなどの接触型の機器と、ドアや壁などに設置するセンサーやカメラなどの非接触型の機器があります。

高齢者の異常を見守りセンサーにより検知して、スマートフォンやPCなどに通知をすぐに送ります。カメラによって高齢者の状態を確認できるので、緊急時には適切な対応が可能です。

コミュニケーションポートシステム

コミュニケーションサポートシステムのIoT機器には、介護ロボットがあげられます。中でも、AI(人工知能)を搭載している介護ロボットは相手の表情などの読み取りや、言葉の学習も可能です。モニターを搭載しているものであれば、遠方にいて直接面会が難しい家族と対話することもできます。

介護ロボットの活用は、外部の人との関わりが限られており、会話の機会も少なくなりがちな高齢者にとって、コミュニケーションを楽しむ手段の一つとして有効です。会話を通じて感情に働きかけ、認知症予防効果も期待されています。

介護業務支援システム

主に事務業務の負担を軽減する目的で導入されています。たとえば、電子カルテ、業務日報などの介護記録の入力や高齢者のヘルスケアに必要なデータを集約します。

情報の電子化によりそれまで手書きでしていた書類作成の業務負担が軽減されて、実際の介護ケアの時間にあてられます。結果的に介護の質の向上にもつながります。また、紙よりも情報共有がしやすく、その場で情報を確認できる点も特徴として挙げられます。

介護現場でIoTを導入するメリット

IoT機器を導入するメリットは主に3つあります。

介護ケアの質が向上する

介護人材不足の中、介護職員は常に業務に追われています。IoT機器を導入することにより、職員の負担も軽減でき、本来必要な利用者に寄り添う介護ケアを提供できます。

また、離れた場所にいる医療スタッフやケアマネージャと情報共有することでチーム連携もでき、結果的に介護ケアの質の向上にもつながります。

緊急時に迅速な対応ができる

センサーなどのIoT機器導入により、居室から離れていても利用者の転倒や急病等の異変に素早く気付け、対応も迅速に行えるようになります。

介護職員の業務負担が軽減できる

IoT機器の種類は多岐にわたっており、どのIoT機器を導入するかにより、軽減できることも変わってはきます。たとえば、介護業務支援システムを導入すると、介護記録の作成や事務作業にあてる時間を大幅に短縮できます。残業をして書類作成をすることも減り、業務時間内に事務作業を終わらせることも可能です。

IoT導入には補助金が利用できる

介護現場へのIoT機器の導入はなかなか進まない現状があります。その理由として考えられるのは、導入コストがかかること、介護職員の共通認識が必要になるなどがあげられます。こうした現状を打開し、介護業務の効率化を図るために活用できる補助金があります。

ICT導入支援事業

厚生労働省が設けた支援事業です。介護業務の効率化のため、介護ソフトやタブレット端末の導入に利用でき、必要な費用の一部補助を受けられます。令和2年度1次補正予算よりWi-Fi機器購入設置や勤怠管理ソフト購入も、補助助成金の対象となりました。

また、令和2年度3次補正予算より一定の要件を満たす場合は、3/4を下限に都道府県の裁量により設定されます。それ以外の場合は1/2を下限に都道府県の裁量により設定と補助割合も拡充され、事業主負担の減額を図って、ICT化を進めています。補助上限額は、事業所規模に応じて設定されています。

介護ロボット導入支援事業

都道府県に設置される地域医療介護総合確保基金を活用した導入支援事業です。移乗支援、移動支援、排泄支援、見守り、入浴支援などで利用する介護ロボットが対象です。

令和2年度1次補正予算より、移乗支援(装着型・非装着型)、入浴支援の介護ロボット1機器あたり上限100万円に拡充されました。また令和2年度3次補正予算より、介護ロボット導入にともなう通信環境整備には、上限750万円に拡充されています。

一定の要件を満たす事業所は、3/4を下限に都道府県の裁量により補助率が設定されています。詳しくは、厚生労働省、各都道府県のホームページよりご確認ください。

IT導入補助金

独立行政法人中小企業基盤整備機構の監督のもと、中小企業、小規模事業者に対して、その企業が抱える課題やニーズにあったITツールを導入する経費の一部を補助する制度です。介護分野も対象に入ります。初年度+2年度目以降導入費用の最大3/4の費用が補助されます。

まとめ

介護現場におけるIoT機器の活用は、介護職員の業務負担を軽減させるだけではなく、遠隔でのチームケアなど行えることで、介護ケアの質も上がり、利用者のQOL向上にも役立ちます。各種補助金も拡充しており、導入への壁も年々低くなっているため、それぞれの介護現場の利用シーンにあうIoT機器を上手に活用して、よりよい介護を行っていきましょう。

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