会社名 | 住信SBIネット銀行 株式会社 |
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所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー18F |
電話番号 | 0120-974-646 |
設立 | 1986年6月(銀行業の営業免許取得:2007年9月) |
資本金 | 310億円 (2022年1月1日現在) |
おすすめポイント | 資産状況に合わせた選択が可能!特約判定方法の異なる2種類4商品を用意! |
資産運用を検討している際に、仕組み預金について耳にしたことがある人もいるでしょう。住信SBIネット銀行なら、4商品の仕組み預金の取り扱いがあるため、資産状況に合わせた利用が可能です。
この記事では、住信SBIネット銀行の仕組み預金や取扱商品、よくある質問についての解説を行います。これから仕組み預金を検討している人だけでなく、資産運用に興味がある人にもおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、住信SBIネット銀行で仕組み預金を始めてみてください。
住信SBIネット銀行の仕組み預金とは
住信SBIネット銀行の仕組み預金は、高い金利が魅力となり、円の定期預金や外貨預金を行なっている人が、さらなる資産形成を目的に始める傾向にあります。円の定期預金とは異なり、中途解約すると元本割れのリスクが生じたり、運用期間や最低預け入れ金額などに制限があったりするため、利用予定のない余裕資金での預け入れを行いましょう。
住信SBIネット銀行は以下の2種類の仕組み預金を取り扱っています。
・金利の動きによって預け入れ期間が変動する仕組み預金
・為替の動きによって満期の際に受け取る通貨が変わる仕組み預金
それぞれの特徴を理解して、無理のない範囲で仕組み預金に取り組みましょう。
住信SBIネット銀行で扱う仕組み預金の商品
ここでは、住信SBIネット銀行で取り扱いのある仕組み預金の商品について解説します。住信SBIネット銀行で取り扱いのある商品は、2種類4商品に分類が可能です。
金利の動きによって預け入れ期間が変動する商品には、円仕組預金プレーオフと外貨仕組預金プレーオフが挙げられます。
為替の動きによって満期の際に受け取る通貨が変わる商品は、円仕組預金コイントスと外資仕組預金オセロの2つです。
円仕組預金プレーオフ
預け入れ期間が1年から10年まで変動する代わりに、満期日まで預けると、元本保証を受けられるのが、円仕組預金プレーオフです。預け入れ期間の延長判定は、銀行側が決定を行います。
たとえば、最長10年タイプを選択した場合は、最大で9回の満期日の延長判定が行われ、預け入れ期間の最長は10年です。また、満期日まで毎年利息を受け取れます。
金利のタイプは、金利が一定のフラット型と、預け入れ期間の延長とともに金利が上昇するステップアップ型の2種類です。
フラット型は、預け入れ期間が短い場合におすすめです。一方、長期間預け入れを行いたい場合は、ステップアップ型がよいでしょう。
外貨仕組預金プレーオフ
外貨の定期預金と同様に、外貨で預け入れを行い、元本と利息も外貨で受け取るのが、外貨仕組預金プレーオフです。預け入れ期間は、1年から5年まで変動する代わりに、高い金利で満期日まで毎年利息を受け取れます。
預け入れ期間の延長判定は、銀行が任意で決定するため、預け入れ期間の選択はできません。また、預け入れを行なう通貨は、米ドルと豪ドルの2通貨から選択可能です。
金利のタイプは、フラット型と、ステップアップ型の2種類です。
外貨仕組預金プレーオフは、市場の金利情勢によっては募集が行われないため、事前に確認をしましょう。
円仕組預金コイントス
預け入れ期間1か月で100,000円から始められるのが、円仕組預金コイントスです。円で預け入れを行い、満期前の判定日のレートによって、元本を外貨か円で受け取ります。
これは、あらかじめ設定された特約レートと、判定日の為替レートによって、受け取る通貨が変わる仕組みです。たとえば、特約レートよりも為替レートが円安であれば、円で受け取りが行われ、円高の場合は外貨で受け取ります。
ただし、円高の場合はすぐに円への払い戻しを行なってしまうと、元本割れのリスクが高いため注意が必要です。一定期間は、外貨での運用を行なうのがよいでしょう。
なお、利息に関しては、円で支払いが行われます。
外貨仕組預金オセロ
預け入れ期間1か月で、1,000通貨から始められるのが、外貨仕組預金オセロです。外貨で預け入れを行い、満期日前の判定日の為替レートによって、受け取る元本の通貨が変わります。
たとえば、あらかじめ設定された特約レートよりも、為替レートが円安の場合は、円で払い戻しが行われ、円高の場合は預け入れを行なった外貨で払い戻しが行われます。ただし、円安の場合は、払い戻された外貨をすぐに円に換金してしまうと、元本割れになる可能性が高いです
なお、利息に関しては預け入れを行なった外貨で支払われます。
住信SBIネット銀行の仕組み預金のよくある質問
ここでは、住信SBIネット銀行の仕組み預金を利用する際によくある質問について解説をします。疑問点をしっかりと解消したうえで、仕組み預金を行いましょう。
申し込み可能金額について
申し込み可能な預け入れの最低金額や単位は、募集によって異なります。申し込み可能金額の主な例は以下のとおりです。
・円仕組預金プレーオフ 10万円以上1円単位
・円仕組預金コイントス 10万円以上1円単位
・外貨仕組預金オセロ 1,000通貨以上0.01通貨単位
2023年7月時点での募集内容であるため、応募時点では最低金額や単位が異なる可能性があります。必ず募集要項の確認をしましょう。
中途解約について
原則、中途解約は行えません。しかし、銀行側が中途解約をやむを得ないものと認めた場合は可能です。その場合は、元本の金額から調整金を差し引いた金額を受け取れます。
中途解約を行なった場合、市場の状況によっては、大きく元本割れするリスクが高くなります。
預金保険制度について
預金保険制度の対象となる商品は、円仕組預金プレーオフと、円仕組預金コイントスの2つです。住信SBIネット銀行に預け入れを行なっているほかの預金と合算して、元本の合計金額1,000万円までと、保険事故が発生した日までの利息が保護されます。
ただし、利息に関しては預け入れを行なった際の円定期預金の金利以上の部分は、保険の対象になりません。仕組み預金の申し込みを行なう際は、預金保険制度の対象範囲の確認が重要です。
まとめ
ここまで、住信SBIネット銀行の仕組み預金について解説をしました。
住信SBIネット銀行には、金利の動きに応じて預け入れ期間が変動する2つの商品と為替の動きに応じて、満期の際に受け取る通貨が変わる2つの商品があります。それぞれに特徴があるため、資産状況に合わせた選択がおすすめです。
しかし、外貨で預け入れを行なう場合は、為替変動の影響も受けるため注意が必要です。必要に応じて、外貨のままで運用の継続をしましょう。また、預金保険制度の対象にならない商品もあるため、申し込みを行なう際には、保険の対象範囲の確認が重要です。
これから仕組み預金を検討している人や資産運用に興味がある人は、ぜひこの記事を参考に住信SBIネット銀行で仕組み預金を始めてみましょう。